事業所が全国にわたる大企業ですと、社員の管理のために勤怠管理システムを導入しているのがほとんどですが、中小企業ですと、タイムカードのシステムを導入していたりして社員が働いた時間を把握するには、タイムカードを集計しないとわかりません。タイムカードを打刻した翌日に前日のカードの時間を集計して社員がどれだけの時間勤務したかを把握します。管理職が集計したり、パートの社員が集計したりして集計して、1ヶ月を集計して給与などに反映させていきます。パート社員が集計、カードの回収などにかかる時間を1~2時間くらいかかるでしょう。
時給が1,200円の契約社員ですと1日最大2,400円になります。1ヶ月22日の稼動日ですと、1ヶ月ですと約50000円強かかります。1年間で60万円以上の費用が勤怠の時間集計にかかる費用です。勤怠管理システムが導入されると算出に関する費用がほとんどなくなります。
集計はシステムが自動で行い管理職は翌日には社員の労働時間に関わるデータがすぐにわかります。もちろん、1ヶ月の集計が給与のシステムに反映することもできるでしょう。中小企業だから人数が少ないからといって勤怠管理システムを導入しない企業が多いかもしれませんが1年では結構費用がかかります。勤怠管理システムを導入することは、費用を抑えるだけではありません。
抑えた費用を他に充当することができるので、人材を有効活用することもできます。